ファンタジーとリアリティ

旅するセクシー
響香です💋

昨日
お客様とお話していたら
「きょーかちゃんはAVをよく「批判」しているから」

言われたので
なにか誤解をもってとられているんだな、と思ったので書きます。
 
 
私の基本的スタンスは
 
なんでも楽しい
なにしてもおもしろい
 
そういうスタンスで
プレイにいたっては
 
なんでもやってみようよ
 
っていうスタイル。
 
 
私は「やってみなくちゃわからない」という気持ちがどんなことにもあるので
なんにつけても
「それはできないよ」というのは
よほど価値観や自分の美学にそぐわないか、
TPOにあっていないか、
なんらかの、「今それは違うね」という論理的な道筋がたっているものに限ります。
 
 
これまでのお店に在籍していたときは
お客様からのご感想の中で
「いろいろなことが試せて楽しかった」
というメッセージは多いんです。
「もっと早く知り合いたかった」
よりは少ないかな(笑)?
 
 
 
で、
AVを批判、っていうことなんですけど
私、
自分がやったこともないお仕事に関しては
一切、批判をする気はないです。
AVは私だって見ることもあるし。
 
 
 
 
その中でも
レイプものや
バイオレンスな描写のものを特に批判しているようにとられていたみたいなんですけど
あくまでAVって
ファンタジーで、エンターテイメントだから
それは私が
 
 
アウトレイジ好きー
仁義なき戦い好きー
 
 
といってバイオレンスなジャンルを観るのと、
同じ感覚だと思います。
あの映画が好きだけど
それを現実では、やらないですよね。
 
私が
「これはおかしいよね」って思うのは
それが
「日常生活に持ち込まれたりする場合」
 
 
一般カップルでも
いやいや無理やり、ということは実は日常茶飯事に行われていて
ようやく
デートレイプという言葉も出てきている社会ですが
いやだ、という女性の言語が
 
いやだといってもカラダは反応する⇨OKのサインだ
 
という風に
メンズ視点の都合で変換されてしまって
女性の心に傷を負わせていることに気づけないケースがある
というところです。
 
 
また折を見て書きますが
私自身も
レイプの被害者です。
 
多くが
少し知っていたり
近い知り合いがそれを行います。
 
 
こういう経験がまったく身近でない方は
いとも簡単に
「誘う格好をしているからだ」だとか
「もっと強く抵抗すればよかったんじゃないか」
という風な
正論に見せかけた理想論的な
まるで見当違いの意見を言って
被害者をどん底へたたき落とします。
 
 
 
八百屋さんが
軒下でピーマンや大根、トマトを売っています。
そのかごを、いきなりざざっと持って
自分のバッグにいれて立ち去っても
八百屋さんが悪いでしょうか?
 
とっていく方が悪いんです。
 
 
車を路上駐車していて
別の車が通りすがりにぶつけていきました。
お前がそんなとこ止めているのが悪いんだ。
 
違いますよね。
ぶつけないですよね、普通だったら。
 
 
日常的なことだと当たり前の思考ができるのにも関わらず
ことレイプや
セクシャリティに関することになると大の大人の男たちが
自己抑制ができていないこと、
欲求不満があることを棚に上げて
被害者を非難します。
「あんな格好なんだから、誰だってOKかと思うよ]
そうでしょうか。
「誰だって」という言葉で正当化を試みるところが、もうすでに間違いなのです。
日本人によくある
「みんなやってるよ」
「みんな」という言葉で、
正当化しようとするんです。
「誰だって」と思いやすい人は
己が内側に
同じような行動をしてしまう「タネ」を持っているのだ、ということを
自分なりにきちんと受けいれた方が良いと思います。
そう思っていることが「良い」「悪い」というジャッジをするのではなくって、
「あわよくば」と思っている自分なんだ、ということを。
服装のせいとか、
被害者のせいにして
自分も、ジョークのようにしてそうする可能性があるかもしれない、ということ。

 
 
こういった視点や、「ずれた思い込み」を持つことのベースが
AVによって
マンガによってつくられていることは、
それがすべてではないにしても、否定はできませんよね。
 
 
 
「ちょっとくらい触らせろよな」という無礼極まりない人種が多数育成される、
ファンタジーとリアリティの区別がついていない、ということだと思います。
 
 
目くじら立てるほどでもない、と
私も思っていました。
 
そうやって、うまく楽しく交わしていました。
 
 
でも、
これがだんだん
加害者を助長するんだな、ということに気づいたのです。
 
 
いつもなにも言わないで
笑っているから
こいつならこれくらいいけるだろう、
もっとやっても何も言わないだろう。
 
 
 
自分のお母さんやお姉さん、
妹さんや娘さん
もし、そういう目にあっても
お前が悪いからだ、と言えますか?
 
 
 
言えないですよね、普通の精神で
普通に身内を思いやる気持ちがあれば。
 
あり得ないですよね。
 
 
抵抗なんて、そんな状況でできないものです。
命に関わるかもしれないですから、
最終的には
絶望の中であきらめます。
カラダは濡れます。
それは生理現象です。
ココロは空っぽになります。
涙が出ないくらい、からからになります。
 
 
自分のことを
対して大事にも思っていない人間が
ただの欲望だけで勝手に快感を得る道具として使っていくんです。
 
価値も自尊心もずたずたに、ないがしろにして。
 
 
あなたがお医者だとして
「友達なんだから、ちょっと見てくれよー」
あなたの権威もお仕事も尊重せず言ってくる人がいたら
その人の人格を疑いますよね。
友達を続けないし、友達なんて都合よく言わないでほしいですよね。
 
本当の友達であれば、
本当にあなたを尊重している人であれば
お金だってきっちりしますし
時間だって尊重します。
 
 
性に関しては
くっちゃくちゃにしようとする輩がものすごい数います。
 
 
自分のことも根本的に大切にできず
世の中にあわせて生きようとして
パートナーにも本心を見せられなかったり
軽くあしらわれたりして
自分自身を愛せない人たち
それほど、疲れ切っている世の中なんだろうな、と
思っています。
 
 
そして
それほど、性に関して
なにをやっても大したことない、というようにも思っているんだろうな、と。
 
自分の欲望も大したものじゃない
カジュアルにできればいいし
適当でいい。
 
 
私は
適当にされることの対象にされたことが
とっても嫌でした。
 
 
エロは大好きだけど
適当にあしらってくる人間を好きだと思ったことなんて
一度もないです。
関心もないです。
 
 
でも、
そうなる人が多いほど
世の中に少しずれた情報が流れ
それによって
本当の幸せにたどり着けず
知らないところで傷つけてしまっている
そういう人たちって、いっぱいいるんです。
 
 
私は
レイプ被害にあった、ということ以外にも、
長年の風俗勤めをしている中で
本当に思いやりをもつ、ということがどれほど大事なことか
とてもよく感じています。
 
 
 
AVはAVで
たっぷり楽しまれると良いと思います。
そういう風に
視聴される方に楽しんでもらう目的で作られているので
多いに楽しむと良いと思います。
私は批判する理由もないですし
この女優さんはうまいな、とか思いながら勝手に楽しくみています。
 
 
そして
陵辱がしてみたいなら
そういうスタイルのプレイができるお店へ行けば良いと思います。
そういう嗜好の女性がたくさん在籍しています。
 
 
 
ですが
一般のカップルや
同意がなく
それらを行う、そうした場合に
亀裂が入りますよね。
間違いなく。
 
 
セクシャリティというのは
自分のアイデンティティとの結びつきが非常に強いので
セクシャリティで傷がつくと
自尊心に及んできます。
 
 
私は批判したりするほど
社会に関心は持っていないです。
 
 
 
ですが
自分が関わっているセクシャリティを
本当に楽しく気持ちいいものなんだよ、ということを伝える活動をするにあたって
絶対的に避けられないのですね、
メンズとレディの認識の違いや
古臭い固定観念を打破する必要がある、ということが。
 
 
 
少なくとも
私はお客様と良い関係を築けてきたから
ここまで楽しくプレイしてこられているけれども
SMクラブに在籍中とか
他のお店に行ってみたりすると
だいたいはこう言われるんです。
 
 
「どうして響香さんは、そんなに楽しそうにお仕事できるんですか?」
 
 
これの意味がわかりますか?
多くの風俗嬢は
「つまらない」
「早くやめたい」
と感じている、ということです。
 
 
お仕事が楽しめていないのです。
めちゃくちゃしてくる人がいますからね。
どのお店でも待機室で泣いている子がいるものです。
 
 
風俗の求人でよく書かれている言葉って
 
「脱がない、舐めない、触られない」
「乱暴にしてくるお客様は1人もいません」
 
これを、求人の宣伝に使う意味がわかりますか?
現実には、乱暴する人がいる、ということです。
だから、「うちの店はそうじゃないよ」とわざわざ書き添えることで
(実際はどうであれ)女性を集めようとするのです。
その事情は長くなりますし
これからEROSOPHY69に、
風俗を楽しみたいメンズ向けのトピックを書いていきますので
そちらをご覧ください。
 
 
私は
レイプされて
本当に辛くて悔しくて悲しい思いをして
ここまで自分で自己の内面観察を経て自力で立ち上がってきました。
 
それでも
歩いているときや
ふと、嫌なことをしてきた人たちの顔が浮かぶと
一気に力を失って
外を歩いていても
一歩も動き出せないほどの
悲しみや無力感、憂鬱感や虚脱感に襲われて
涙が勝手に出てくることがあります。
 
 
お店のお客様は
そんなに失礼な方はいらっしゃらないのですが
昔は
とんでもない人がまぎれこんでいたんです。
 
 
それによって
カラダとココロがぎくしゃくして
仲良くなればなるほど
私の領域を侵害してくるんじゃないか、と思うと
仲良くなりきれないし、嫌な思い出が蘇るんですよね。
 
 
レイプしてきた人間が
私の価値や人に対してオープンだった気持ちを閉じさせました。
 
この人も嫌なことするのかな、と思うと
どうしても踏み出せなくなるものです。
 
 
それまでは本当にお客様とお互いに大事にしあって
楽しい時間を育てていたのに
仲良くなると
嫌な思いをさせられる、ということが刷り込まれたんです、
あまりにも強烈な一瞬で。
 
 
人に嫌な思いをさせる人、というのは
本人が、なにかで嫌な思いをしてきている人だ、と私は思っています。
 
 
でも、かといって
嫌な思いをぶつけられて
良い気分はしません。
自分の犠牲を払いたいとも思いません。
 
 
私も、自分の中に暴力性は多少はあるし、
それを知っていて
受け入れているんですね。
 
 
 
それは
時として
「プレイ=play」という中で
遊びとして
お互い楽しみながら昇華させることができるし
その術を、私は得ています。
暴力性の他も
いやっていうくらいエロいので
エネルギーが有り余っているから
プレイ以外でも旅やオフロードで昇華させます。
 
 
でも多くの一般の方はその術も持っていないし、
基本的な注意事項もわからないまま
映像の見よう見まねでやってしまって
現実とは当然異なるファンタジーの模倣なので
いきなりやってうまくいくものでもないんです。
不意打ちをくらって傷つく女性は少なくないのです。
 
 
AVではああやっていた。
 
あれは「演じて」いるんですよ。
 
演じていることに対する「あれが現実」という盲信から
本当のリアリティに目を向けることができたら
そこから本当に気持ちよくなれる世界があるんです。
 
 
彼がSMしたがっているみたいなんだけど
なにも言ってくれなくっていきなり縛ろうとしてきたりするから
なにされるのか怖くって
 
 
というような相談って、
すごく受けます。
 
 
 
女性は恐怖を感じるんです。
なにも言葉を発せずもくもくと舐めたりする方も多いですけど
あれも、一種異様なんです。
そして、一度恐怖を感じると
なかなかそこから
安心感を持つまで戻るのが大変です。
私のように風俗というスタイルで、
ユーモアや笑いを取り入れることができればクリアできるようなことでも
一般の女性はもっともっと繊細ですし
太刀打ちできるほどの発想も経験ももっていない女性がほとんどですから。
 
 
 
そういうことがわかっているから
淫語レッスンで、ベッドタイムにコミュニケーションをしっかりとることの重要性や
お互いを理解し、尊重するためにマインドのセットアップをしているんです。
 
 
 
今、多くの人が悩んでいる性の悩みは
何百年も昔からと同じなんです。
なにひとつ変わらないのです。
 
変わる必要がないのか、そうも思いますが
根本的なところを書いているものが少ないのです。
テクニックについて書かれているものは多くあると思いますが
それは根本の思いやりや尊重することの育成には全くつながっていませんよね。
 
だからこれだけ情報が飛び交っている中でも
ハリウッドでさえも
セクハラ問題が出てくるわけです。
 
 
 
自分の中に負った傷を知っているから、
そういう辛い思いをする女性を増やしたくないんです。
レイプに関してはメンズでも被害に合う方はいますが
傷つく人と、傷つける人がいるのを見るのが嫌なんです。
 
 
気持ちいいセックスや
楽しいいコミュニケーションをとって
幸せであってほしいんです。
 
 
 
私は
お客様や出会う人みんな大好きで
心から受け入れていて楽しく生きていたんです。
 
 
でも、ずるずるしてくる人がいて
俺から金とるの、とかいうような人間が出てきて
私は人というものに絶望してきました。
 
 
それでも
風俗をやめていないのは
誰かを気持ちよくするのは楽しいし、嬉しいからです。
 
私は、
お店でNo1だったとき
2位以下のみんなに売り上げで100万以上違うほど
お客様みんなリピートしてきてくれていたんです。
どのお店にいっても
本気でプレイするし楽しくプレイするし
早い人だと翌日リピートしてきていたんです。
 
私はプレイが大好きで、お客様が大好きなんです。
いろいろやれることが楽しいし、エロが好きだし
いろんな人に出会えるから
性格にあっていたんです。
だからお客様が「天性だね」と言うんです。
 
 
それでも
傷つけられたことで
まるで人生が変わってしまったのです。
 
外に出ることも怖くなり、家にこもる日々。
 
 
ここまで立ち上がってこられて
本当に良かったですが
とても辛かったです。
触られても辛いし
舐めていても辛くて泣いてしまうことがありました。
 
 
私は
自分が誰かを幸せにしている、と思って誇りに思っていたお仕事や
喜ばれて大事にされている、と思っていたメンズから大事にされず
こんなにみじめな目にあわされるんだ、と思って以来
誰ともおつきあいをしたいと思ったことはありません。
 
悲しいですよね、
エッチなことが大好きなのに
メンズが傷つけてきたから
触れ合いたいと思わないんですよ、すごく軽蔑しました。
 
傷つけてきたり、自分を困らせてる人や力になってもくれない人に近づきたくないですよね。
 
 
今も苦しみがあり、あと少しでぜんぶ成仏させることができそうなんですが
閉じ込めていた悲しみや苦しさに遭遇するたびに毎回、叫びながら泣きます。
 
悲劇とか、苦しいことや、私こんなに大変だ!っていうことを書くことや見せることは、本当に好きじゃないんです。嫌い。そういうことを書くことも。
でも、いろいろ書かないとわかってもらえないのかなあ?と思います。
見せないと、冗談に思われるだけのこともあるのかな、と最近感じます。
 
ファンタジーとリアリティは
区別をつけないと
確実に傷つく人間がでます。
 
 
ファンタジーだとわかって
それを行うことと
混同した状態で行うことでは
行動も、結果も変わります。
 
 
 
 
うまく伝わると良いのですが…
真に思いやりあえていれば
傷つけ合う必要なんてないので、
そういう発想自体に向かわないでしょう。
 
 
ファンタジーとリアリティは
まったくもって異なるものだということを言いたかっただけなので
それが理解してもらえるなら嬉しいです。
 
ファンタジーを生み出し、実際に体験してもらう側である私としては
ファンタジーを楽しみ続けてほしいんです。
ずっと幸せで、気持ちいい夢を感じていてほしいんです。
 
でも残念なことに
ファンタジーの中にもルールがあるんだよ、っていうことに気づかないで
ずかずかと踏み込んで来て破壊し、奪い、吸い尽くして
去っていく不届きものがいるのです。
 
私たちのような職業、風俗嬢は
どんな子であっても
やっぱりお客様を尊重したいから
しばらくのあいだは
笑いながらたしなめます。
それでもやめない人や、無理やり傷つけようとしてくる人は
いるんです。
そうすると、
笑いながらたしなめている場合でもなくなってしまうので
わざわざ
つまらないことでも注意していかないといけなくなります。
本人の暴走が
プレイを中断させ、つまらなくさせて
ルールを増やすことにつながっていくのです。
 
私は、なんでも楽しがって生きている人間なんですが
きちんと書かないと伝わらないこともあるから
きちんと書いてみました。
 
 
私のところに遊びに来てくれる方は
私が正直だから、嫌なことは嫌だというし、好きなことは好きというし、
みんなも飾らないで、気楽に、ありのままで、
安心して、気持ちよくいられるんだと思うんです。
 
 
そして、いろいろ毎回違ったことを試せるし。
これからも
いっぱい楽しもうね(^_−)−☆

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