【洗脳2】恐れから自由になる☆【自力】

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ツーリズムEXPOでちょっときになるもの発見。

東京海上日動の看板なんだけどね

非常に気になる文章。

そもそも

「挑戦の数だけ保険がある」

とかでかでかと書いてあるけれど
東京海上日動って、

モータースポーツ保険も
アドベンチャー保険も取り扱ってないじゃんか(笑)

ってツッコミはさておき。

「世の中には2種類の人がいる。
挑戦する人、しない人。
充実した人生を送るのは、
どちらの人だろう。
人から愛され尊敬されるのは、
どちらの人だろう。
世の中を変えていくのは、
どちらの人だろう。」

むずがゆい文だね。

一見名言風に書いてるところがまた鼻で笑うレベル。

この書き手の方ってさ
なんで決めつけてんのさ(￣▽￣;)
しかもこの広い世界で
「挑戦」を掲げておきながらせまーい撰択肢を並べてさ。

しかも、
こっちは偉くてこっちはダメ、って受け取れるような比較の仕方。

2種類の人だと〜！？？？

もっと種類いっぱいあるよ！

この多様性の時代に、まあアナクロな発想。

現代って、両極端だよね。なんにしても。

しかもこの目線って、
アクティブこそ正義的な
「外へ出る派」の目線なんだよね。

そしてそれ(自分たちは「外へ出る(挑戦する)」っていうこと)に
優位や優越感を感じている人が書いている文なんだよな。

インドアじゃだめだろうか？
挑戦しない人間はだめだろうか？

私自身はこの文章にまるで同意の共感もできないんだけど
これを根っこにもつような考え方ってさー
人を「自分らしく」いさせない原因だよね。

「人から愛され尊敬されるのはどちらの人だろう」
だって。

ぷぷぷ

スティーブ・ジョブズだって
もともと結構なヒッピーじゃんか。
でも関係ないじゃんか。
愛されてるし尊敬されてるじゃん。

承認されたい人の欲望も欠乏感も突くよねー、これ。

だれかに愛されたいけれど、自分はそのままじゃいけないんじゃないか、っていう人は
これ読んだら焦るよねー

「愛や尊敬を得るため」に、なんかしなくちゃいけないのか？？って。

そういうことを暗に示唆しようとしている文章よ、いやらしいなー。

40代~50代くらいの人が考えているのかしら？
ずっと2択で物事見て来てるのかしら、
もっとずっと無限にあるけれど、選択肢も可能性も。

焦りって、喚起されたいもんか？？？

わたしは嫌だけどね。

焦らすのって。

挑戦しようがしまいが

一番幸せでいられるのは
自分の幸せはどうしたらいいのか
自分を知っていて
自分のココロの通りに生きている人だよ。

愛されようとして
やりたくもないことをやったりして
ココロが歪んじゃったり
尊敬されたいからと
およそ尊敬から遠ざかることやらかしている人は
いっぱいいるもん。

渋谷駅でも「一見尊敬されてる人」なんてさ、山ほど見られるじゃん。

会社じゃ偉ぶって、尊敬されたそうなおじさんがさ
人にぶつかっても
「すみません」も
「大丈夫ですか」も言えないんだよ。

偉くもなんともないよ、たいそうな肩書きもっていたとしてもさ人の心を失っているんじゃ。

人としての生き方を忘れかけてる人種が増えているところにこんな文章書いて
しれっと「すべての挑戦を応援します」とはね。

本当の生を伝えればいいのに、って。

それを生きてない人の考えた文章でしょう、薄っぺらい看板だわ、と思わず写真撮っちゃった。

こういうことを言われて育って来た人なのかな、
愛されるためには
なにかしなくちゃいけない(この場合は挑戦)

挑戦なんかしようとする人ってさー
安定したものとは真逆の世界へ向かうわけじゃない。
そういう人を対象にしたときにさー
「愛される」
「尊敬される」
っていうことってさー
ちょっとずれてるよねー。
そこ求めてる人って
本物の挑戦なんかしないと思うよー。
愛されることや尊敬されることをどこかで期待して挑戦するんだとしたらさ
ずいぶんと自分の存在を外側に承認されたがる人たちじゃないの。

そんなことよりも
自分の能力でどこまでできるのか？とか
そういうことに興味や価値をおいている人たちだと思うんだけど。

あとね、あとね、

別にみんながみんな世界変えようとする必要だってないと思うんだけどー

大前提として

世界って、変えなくちゃいけないものなんですか？

変えなくちゃいけないものなんだとしたら、それはなんで？

その前に
自分の幸せだね。

「大航海という挑戦を助けるために
勇気をつくるために
保険は生まれた。」

こう書かれているのを
宣伝や広告として見たら
だれもがそのまま鵜呑みにしやすいんだよね。
広告って
そういう風に作られているからね。

笑うよ。

日本人で
太平洋をヨットで横断した堀江謙一さんという人がいて
アメリカのサンフランシスコにたどり着いてるんだけどね、
日本人から「密出国者」として犯罪者扱いされてるんだよ。

日本では「不法出国」者扱いの冒険家を
アメリカ人がきちんと「やったこと」を評価して
「この人は勇敢で素晴らしい！」って
「なんていうことを成し得たんだ！！」ってさ
みんながその行動力と情熱を見て称えて
名誉市民みたいにしたから
それによって
日本人が手のひら返した、って歴史があるくらいなんだから
知らないと思ってイメージ戦略でこういうこと書くなんて
「えー(￣▽￣;)ｲｳﾈｰ」とか思っちゃってうさんくさくて笑っちゃう。

見たことないものや
自分たちの想像の範疇を超えたものに
「恐れ」があると
最初に「排除」しようとするのよね。

新しいものでも面白がったり
どうなるんだろう？って
好奇心をもって見ることができるところや、
行動のプロセスも含めて
やったことや結果をきちんと褒め称えることができるのは
アメリカ人のいいところだと素直に思う。
(日本人でもそういう人はいっぱいいることは知っているんだけど
家族がまるで違うタイプだから余計にそう思うのかも)

日本の人は
物分かりがいいふりして
だれだれさんがどーしたこーした、っていうのに振り回されやすいからね
自分が薄い人がわりといる。

小学生の頃からそんなのばっかりだったもん。
いじめっこに仲間はずれにされたくないから言うこと聞いたんだ、とか。
そんなやつと仲良くしててなにが面白いんだか？って
私なんか思うけどね、
ごまかして
自分が疲れちゃってでも
しがみついていたい人はいるんだよ。

うちの母親もそーですけどー(￣▽￣;)
小学生の頃クラスでいじめがあって、私はニュートラル派だから関与せず、だったんだけど
いじめる側があからさまで、
いじめられてる子の元気がなくなっていく姿や
そんなムードの気持ち悪い教室がいやで
先生に言って解決させたのね。

それを母親に言ったら
まー見事に母親は
「いじめっこにひっついてる子分」の言い分だったからショックでがっかりしちゃったんだよ。

そっち側の人間だったのか！って(笑)

ココロにないことに従って幸せなのだろうか。
そこに信念もって、コミットしていれば、幸せには違いないだろうけれどさ。

長い物には巻かれろ、って言うし
仁義なき戦いの槇原(田中邦衛)みたいな役回りは
それなりに世渡りも上手だろうし
そつなく生きることができるだろうけれどさ
それで果たして快感なのか？
いつ今度は自分が切られるか、
そんな環境でびくびくと顔色伺って生きていたいのか。

このあいだ
フリーで活動しているお客様とお話したんだけど

目先の利益とか
ちょっと我慢して
っていう付き合いや仕事って
一切やっちゃだめなんだよ。

そのとき自分が抱えている不安を一時的に解消してくれる「かもしれない」けれど
どのみちろくな仕事にならないよ。

こういう関係性って
目に見えにくく
言葉に置き換わらないけれど
どこかで上下関係や支配関係があるから
いつか破綻する。

仕事って
がまんしたり無理したりするものじゃなくって
楽しいものだから！！！
苦痛のたね、じゃないんだから。
苦痛なんだとしたら
楽しく働けるお仕事あるから探せばいい。
自分が楽しく取り組んで
それがだれかの役にたって
どちらも楽しいじゃないの。
それが仕事と思ってるよ。

そこに依存するよりも
なにを失っても生きていける、って
信頼しなくちゃね。

わたしもずいぶんなぐずつきを経験したけれど

わたしを支えている内臓は
そんな時ですら、いつでも正常に機能してくれてて
一大事になっても
全部が協力しあってまた正常に戻してくれる。

大自然も
太陽が昇ってまた夜がきて
風が吹いて雨が降って
酸素も十分にあって
生きていけてるもん。

写真の広告の文章じゃないけれど

「〜じゃないと愛されない」
「〜じゃないと尊敬されない」
「〜じゃないと生きていけない」

これ全部
恐れを喚起する言葉だからね。

気をつけてね。

洗剤の広告は
新しい汚れを生み出すし
消臭剤の広告は
新しい臭いを増やしてる。

これを知らないと、みんなに先を越されちゃうよ

越されて結構(笑)
どうぞご自由に。

わざわざ「問題」や「悩み」を増やすことで
購買につなげているだけだから、
悩まなければいい。

私は大学のころ
一般教養で心理学をとったんだけどね
授業で、いろいろな精神的な疾患を扱った日があったの。

このときに
先生が言う症状が全部ことごとく

「わたし、あてはまるんだけどー(￣▽￣;)ﾋﾞｮｰｷ？？」

ってびっくりしちゃってさ
だから小さい頃から母親に「きちがい」って言われてたし
父親にもそしられたりしていたのか、って
一瞬思った。

一瞬。

ちょっと病院行った方がいいのかな？
って思いかけたとこに
いや、待てよ、と。

嫌なことや悲しいことがあったら落ち込むことだってあるし
腹がたつことがあったら、それから自分を守るために怒ったり戦うことだってあるでしょう。
いろいろな状態があることは
生きていることにおいては「自然なこと」のはずだ、と。

そこで気づいて病院は行かなかったけどね。

なんでもね、
名前、つけたがるんですよ。

「それは「問題」ですねー」って。

だから多くの人は
そんな「問題」(恐怖とか不安とかを呼び起こすこと)が苦痛になるから、
一刻もそれを排除したい、
人生を楽しく生きようとすることよりも先に
見せかけの「問題」を解決することに貴重な人生の時間を割き始める。

私もそうだった。

解決しなくちゃ進めないんじゃないか、って思ってた。

時がきたら昇華されているようなことでも
問題としてみることで
いつまでもそこにつなぎとめておくのね。

足りてるから、人は。

生きるために必要な力は全部、備わってますから。

そのままでも愛されますから。

自分で自分を嫌わない限りは、ね。

純粋に自分がやりたいことになにかの「挑戦」があるならやればいいし
ないならやらなくったっていいわけじゃない。

広告用の文章って、言い切ったりすることで心理効果あげるから
そういうノリにのせられず
自分は本当に求めているものはなんだ？

Who am I？
ということを
自分に問いかけるんです。

だれも他人の人生の答えなんか持っていないので。

どうしたい？
なにが好き？
なにを感じている？？？

考える、っていうよりも
感じる、です。

セックスとも同じです。

だれかの受け売りをするのではなく
目の前のパートナーとしっかりシンクロして感じることができていたら
きちんと答えが出てくるんです、
どこをどう触れればいいか
どう愛すればいいか。
相手を通じて必要な情報が流れてくる。

そうそう、あのね、エロスってね
本当のエロを語ろうと伝えようとしたらね
エロくなくなるんだよ(笑)

みんな、セクシーだったり、エロスだったりする画像や動画、文章見て
それによって脳の刺激(快感)がほしいから

尻なら尻！
胸なら胸！
やってるとこならやってるとこ！！

って見たいんだろうけれど

(ちなみにアダルトをいっぱい流通させようとしたのは、GHQの命令で、敗戦国の日本を堕落させる作戦です。)

それは真実のエロスを伝えているものではなくて
デフォルメされたエロスを見せようとしているだけ、ですよ。

エンターテイメントですよ。

それをプライベートな性生活や、人生に使おうとするからこじれる。

レッスンくると
洗脳解くことからなわけで
だからみんな目から鱗になるのよ。

腕をひとなでしてもらえれば
なにをどう直せばその人のセックスが良くなるか、なんて
一瞬でわかるし、改善できる。

物事が変わらないのは
根っこで握りしめてる考え方

「思想のベース」が変わらないから。

人はね、長年「そうだ」と思い込まされていたことを
「本当はそうじゃないんだよ」って言われても
にわかに信じることができないんだよ。

それまでの自分を否定することや
それを伝えた人を否定することにつながりそうだから。

でもね、
否定しなくても捨てていいんだよ。

その時は
それが「当たり前」だったり
「そうであるべき」ことと「信じさせられていた」んだから
それでいいのね。

否定はいらない。

道間違えちゃった！って思ったら
わかるところまで戻って
こっちだこっちだ、って
本来進む方に向かうじゃない。

いつまでも間違えたことを引きずらないでしょ。

「ああ、なんだ、そうか💡」

だけでいいんだよ。
一瞬で変わる、全部が。

それと同じ。

世の中には

食べ物のことも
教育のことも
仕事のことも
お金のことも
いっぱいいっぱい
ニセの神話がはびこっている。

それがわからないで
無駄なことに時間やお金を使ったりすることもある・

エロスの神話も、もれなくニセ神話だからね、

それもお忘れなく。
「みんなが」っていうのにも、のせられないようにね。

最初に貼った保険の看板の文章も

どっちが愛されるか、っていう→対立する構造

を見せることで選択を促す

っていう方法じゃなくって
必要なことは単に「挑戦することの楽しさ」だったはず。

「挑戦することって、楽しいんだよ！！」っていうことを伝えている流れから保険につなげていたら
私も読んで面白かったし、いい保険屋だな、って思えただろうに。

だから挑戦してない人はあんな文書いちゃだめなんだよ(笑)
挑戦を「条件獲得」のための踏み台にしている人のひねり出した文章よ、あれは。

挑戦を本当にした人は、あの文章にならないよ、間違いないよ。
だれか冒険家に書かせたらよかったのにね。

挑戦家とか情熱家、っていうものはね、
もっと有無を言わさず動かされているから
だれともなにとも比較していないですよ。

安いからおいでよー、とか
そうはなりたくないでしょ？だったらこーしようよ、とかね
そういう恐怖心から選択させる手法はすごい古いんだよ。

古くからあるし、教会も政教一致の時代からずっとそれだから、
やめられないのわかるんだけど(笑)
そういう層には働きかけるだろうけれど、そういう層ってさ
本読んで満足とか
セミナー言って(お金使って)やった気になって満足とか
そういう類の人が少なくないからさ。

もうそろそろ
脅しで人を動かすのはおしまいにしないとね、平成も終わることですし。

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